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【親の心得】小さな子供にタブレットを与える危険性

投稿日:2014年5月8日 更新日:

photo credit: umpcportal.com via photopin cc

スマホやタブレットで遊べる「お絵かきアプリ」や「絵本」などの子度向けアプリは、手軽に遊べて便利と好評のようですが、面白いがゆえに熱中し過ぎてアプリに依存する危険があるのではないかと心配になります。



最新デジタル機器の影響

GIGAZINEでこんな記事がアップされていました。
最新デジタル機器が子どもたちに与えている影響とその対処方法とは – GIGAZINE

「タブレットPCが一瞬のうちに結果を与えてくれるという便利さは、子どもたちの教科書から学ぶ力を低下させ、『天才的なコンピュータースキル』と引き替えに従来の紙と鉛筆から学ぶ能力を失っている」

リンク先のウォール・ストリート・ジャーナルの記事も気になります。
幼児のiPad利用は是か非か 専門家の意見分かれる/ WSJ日本版 – jp.WSJ.com – Wsj.com

ただ、微妙な違いがある。レゴブロックでは、完成したことを決めるのは子ども自身だ。一方、iPadではアプリが、課題が正しく達成されたかどうかを決める。研究者らは、この違いが子どもたちにどんな影響を与えるのかは不明だとしている。

タブレットを上手に使えれば頭がいい?

タブレットを与えている親も注意が必要です。

子供がタブレットを上手に操っている姿を見て「うちの子はデキる」と関心してばかりはいられません。

液晶ディスプレイの中のプログラムに制限された動作でモノを創造する作業と、リアルの物体を使ってモノを創造する作業には大きな違いがあります。

実物を使って遊ぶ、学ぶことの大切さは、偶然の産物による発見や気づきであったり、手触りや立体的な視覚から得られる感動であったり。そういったことの積み重ねの中から豊かな想像力が育まれます。

脳と肉体の成長を妨げてないか?

具体的に脳と肉体の成長度合いなどを計るのは難しいですが、幼児期に急速な成長をしていることは容易に想像できます。

日々、急速な成長をしている過程で、思考や動作に制限があるアプリに没頭してしまうと、脳にも肉体にも成長の妨げになるのではないかと思ってしまうわけです。アイコンを握りつぶして壊すことはできません。操作は指先しか使いませんし。

クレヨンは強く描くと折れます。たったこれだけの現象でも多くの発見があります。たとえば、

  • クレヨンで描くときは力加減が必要
  • 折れたら短くなって描きにくくなる
  • 粉が飛んで汚れる
  • 粉もクレヨンだからこすると色が付く
  • 折れた先端は鋭利になった

これらの発見から次のような発想が生まれるかもしれません。

  • 力加減をしないとモノは壊れる
  • 折らないように気をつけよう
  • 汚れたら悲しい
  • 粉が広がらないように気をつけよう
  • クレヨンでも細い線を描くことができる

このように偶然からの発見が新たな発想を生み出すことはよくあります。

しょせんは道具

最新のデジタル機器がすべて「悪」というつもりはありません。

与えておけばおとなしくしているから、とか、デジタル機器を使いこなしている子供は頭が良いと思ってしまうのは、危険なのではないかなと。

リアルのモノに触れる大切さを忘れないようにしたいです。

さいごに

クレヨンで手を汚しながら絵を描くのは、絵を描く以外の意味があります。お片付けの勉強にもなります。手を洗う習慣も身に付きます。

そんなことも大切なのではないでしょうか。

道具は上手に使い分けしたいです。

ちなみに、iPhone、iPadの生みの親のスティーブ・ジョブズは子供にタブレットを与えてません

それではまた。

関連記事:【子供のクリスマスプレゼント】タブレットはおもちゃになるか?

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