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【副業の税金】申告漏れをしないためには

投稿日:2013年10月29日 更新日:

税金

前回、住民税が基で会社に副業がバレる心配の話をしましたが、今回は所得税の申告漏れの心配の話です。

給与所得がある方は、アフィリエイトなどの副業の収入が20万円を超えたら確定申告をしなければならない場合があります。



ここでは国税庁のHPとASPのHPを参考にしながら、副業の税金についてお話したいと思います。

そもそも副業の定義とは

税法上は「副業」という定義はないようです。決められているのは所得の区分よ呼ばれるものです。

所得の区分は10種類あります。

国税庁HP「所得の区分のあらまし」

これを見ると、アフィリエイト、オークション、フリーマーケットなどは「事業所得」または「雑所得」のどちらかに該当しそうです。

一方、別の会社と雇用契約を結んでいると「給与所得」となりますね。

まずは、あなたの副業が所得の区分のどれに該当するのか知る必要がありますね。区分よって確定申告が必要か不要か判断したほうがよさそうです。

副業でも非課税になるケース

副業でも非課税になるケースがあります。

オークションやフリーマーケットの場合

オークションやフリーマーケットの収入は「雑所得」となり、さらに非課税となるケースが多いようです。つまり、申告の必要がないということですね。

このことは、国税庁HP「譲渡所得の対象となる資産と課税方法」の
「4 所得税の課税されない譲渡所得」
「(1) 生活用動産の譲渡による所得」
を見るとわかると思います。

国税庁HP「譲渡所得の対象となる資産と課税方法」

家具、じゅう器、通勤用の自動車、衣服などの生活に通常必要な動産の譲渡による所得です。しかし、貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個又は1組の価額が30万円を超えるものの譲渡による所得は課税されます。

「1個又は1組の価額が30万円を超え」なければ申告の必要がないと判断できます。

ポイントは、額面についての説明がこれだけというところです。1個又は1組が30万円を超えた取引がなければOKと受け取れますね。

副業がこれに該当するのなら確定申告は必要ないと判断できます。

ただし、これはあくまでも一時的な収入の話です。

オークションでもフリーマーケットでも商品の仕入れから販売までを計画的に行い、生計を立てるに十分な収入を得ていれば、それは「事業所得」と判断される可能性が高いです。

そりゃそうですよね。そこまでやればりっぱな事業です。こうなると、確定申告が必要になります。

アフィリエイトは確定申告が必要?

アフィリエイトをしている方は以下のHPが参考になります。

A8.net「アフィリエイトで得た所得の確定申告について」

各種ASPからもメールで確定申告についてお知らせが行っていると思います。

ポイントは、やはり所得の区分です。つまり、アフィリエイトだからどうという事ではなさそうです。

問題は所得の区分が何なのか?ということです。

区分別に見た場合

所得には種類(区分)があります。

事業所得

まず、事業って何なのさ?と思ったらこちらを見て下さい。

国税庁HP「事業者とは」

「事業」とは、同種の行為を反復、継続、独立して行うことをいいます。

アフィリエイトで一定の収入を得ていれば該当しそうです。でも、額面については記載されていません。困りましたね。

これは、ハッキリした答えがないとも受け取れます。お小遣い程度の収入なら事業とは呼べませんよね。お小遣いの定義もはっきりしませんが…

だいたいこの辺は「社会通念上」みたいな解釈がされるのだと思います。いわゆるグレーゾーンですね。悪い意味ではなく、白黒決めにくいという意味です。

例えば交通費の計算などでもこのような問題が出てきます。

どの通勤ルートが正しいのかなんていちいち定義できないので、社会通念上正統と認められると判断される範囲…のような解釈をされれます。

雑所得

同種の行為を反復、継続、独立して行ったとしても、毎月の収入が1000円程度で事業扱いされるのも無理がありますよね。

事業と呼べるほどの収入ではない、いわゆるお小遣い程度の収入なら「雑所得」扱いになりそうです。でも、いくらなら「雑所得」なのかわかりません。これまた困ったものです…

結局どうなの?

国税庁のYouTubeチャンネルでもネット副業の申告漏れに 対する注意を促しているので参考にしてみるといいと思います。

国税庁動画チャンネル
「あなたのインターネット取引、確定申告していますか」

明確な答えがないところがなんとも…

気になる人は最寄りの税務署に相談するのが一番よさそうですね。

万が一、申告を忘れてしまったら

確定申告を忘れた場合は、ここが参考になると思います。

国税庁のHP「確定申告を忘れたとき」

わざと忘れるなんてのは絶対にナシですよ!!!

追徴課税で泣きを見るのは自分ですから。

さいごに

納税を忘れることだけはないように注意したいですね。バレないだろうと思っていても、お金の流れはあらゆる情報で調べられます。

『知りませんでした』では逃れられないので自分で注意して、キチンと納税するのが一番です。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。