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プレゼンが失敗する3つの理由

投稿日:2014年7月30日 更新日:

退屈

photo credit: Suarez Leandro via photopin cc

プレゼンって難しいですよね。資料を作るのは大変だし、本番で話しをするのも緊張します。プレゼンのあとで「失敗した」と思っている人も多いのではないでしょうか。ビジネスにおけるプレゼンで失敗しているケースを冷静に観察してみると、やり方を間違えていることに気づきます。何が失敗なのか気づいたことを書いてみます。



説明しているだけ

自社製品(商品・サービス)を一生懸命説明しているプレゼンをよく見ます。

プレゼン=説明

こう考えている人が多いようです。発表会であれば「伝えて終わり」でも構いませんが、 ビジネスのプレゼンは説明だけに終始するのは間違いです。ビジネスでは「お金が動く結果」が得られなければ意味がありません。

伝えることに終始している失敗で多いのが資料を読んでいるだけのプレゼンです。

資料を読んでいるだけのプレゼンは「ボールを投げているだけ」と同じです。相手はキャッチしていません。誰も受け取らなかったボールはそのへんにコロコロ転がっている状態です。これではお金は動きません。

また、ボールをキャッチしてくれたとしても、受け取った相手がボールを持ったままになってしまうと投げた意味がありません。そのボールを決済権のある人に投げてもらう、できれば決済権のある人に直接投げる必要があります。

説得しようとしている

自社製品(商品・サービス)の良さを説得しようとする人がいますが、熱く語られてもかえって冷めます。熱くなるほど冷めるという不思議な現象です。

「この製品はこんなに良いんです!これを使えばこんなに得します!買いましょう!」と熱くなればなるほど聞き手は冷めます。北風と太陽のようなものです。

熱く説得されるほど「それ、あなたのためにやってるんでしょ?」と思われるだけです。

誰のために熱くなってるのでしょう?

ひとは他人の説得で動かされることを嫌います。説得すればするほど聞き手の心は離れて行きます。

見せようとしている

プレゼンといえばパワーポイントです。パワポ使いますよね?

パワーポイントを使って、見栄えの良い資料を作ろうとする人の多さに驚きます。イラストや写真、図形をふんだんに使い、アニメーションまで使ってクリエーター気分で資料を作っている人がいます。

パワポが良いのは、映写するときに簡単なキー操作でページ送りができることです。映写しないのならエクセルでもワードでもなんでもいいんです。

多くの人は、見栄えの良い資料を作ろうとする姿勢がプレゼンを失敗させる理由に繋がっていることに気づいてないようです。

イラストや写真、アニメーション効果は聞き手に必要な情報でしょうか。

プレゼンの資料は聞き手にとって有益な情報に絞り込むべきです。見栄えの良い資料は往々にして自己満足の産物になっています。

聞き手は作品が見たいわけではありません。

プレゼンの目的とは

プレゼンの目的は聞き手を動かすことです。

聞き手を動かすためには「なるほどね」「そうだよね」という共感を得ることが必要です。良いプレゼンを受けたことがあれば思い出してみてください。こころあたりありませんか?

言葉や資料は共感を得るための道具です。上手に使わなければ、どんなに面白い話も、キレイな資料も共感を生みません。

反対に、道具を上手に使えば口下手でも、文字だけの資料でも共感は生まれます。

プレゼンのテクニックが書かれている本には、道具の磨き方に終始しているものがたくさんあります。効果的な見せ方、聞かせ方は大事ですが、「目的は何か」を忘れてしまうと聞き手を無視した作品か出来上がってしまいます。

さいごに

聞き手の問題を解決するためには何をしてもらうべきかと考えれば

  • 説明しているだけ
  • 説得しようとしている
  • 見せようとしている

といった自分本位なプレゼンにはならないと思います。自分本位なプレゼンは、相手の存在に焦点が合っていません。これでは相手が動きません。

プレゼンの目的は相手を動かすことです。

それではまた。

追記:
この記事を書いた次の日に「ホームページを作る人のネタ帳」さんで面白い記事がアップされました。

眠らせ、聞く耳を奪い、見る力を奪う闇の講師による「闇のパワーポイント」*ホームページを作る人のネタ帳

プレゼンだけでなくブログの書き方の勉強にもなりますね。
記事自体をスライド風に見せているのも面白いです。

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