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「検索すれば何でもわかる」つまらなさ

投稿日:2015年12月5日 更新日:

インターネットで使われる検索エンジンのおかげで、知らないことは何でも調べられる時代になりました。

肝心なことは判らなかったりしますけどね。

検索窓に文字を打ち込んで、虫眼鏡のボタンを押せは、さっきまで知らなかった情報がずらりと並ぶのは本当に便利です。

でも、その便利さのおかげで、つまらなく感じることもあります。



あいまいな記憶のおもしろさ

ひとの記憶はあいまいです。

記憶だけを頼りに仕事をしていると失敗することもあります。肝心な情報(金額や納期など)は記憶に頼らず、記録を確認するのが鉄則ですよね。

いっぽう、普段の他愛ない会話。休み時間の雑談などは、そこに出てくる情報のソースなど確認しないケースが多々あります。

「たしか…」とか「たぶん…」という言葉を平気で使います。雑談でも情報は正確なほうが良いと思いますが、そこでいちいち検索してたら会話が楽しめません。

後になって「やっぱり違ってたー!」なんてことになると、笑い話になったりしておもしろいです。

記憶は、あいまいだからこそ、人間らしい一面が垣間見えます。

すべての事柄を寸分の違いなく正確に話してたらロボットのようで、ちょっと不気味です。

そんな会話はつまらないです。

ググレカス

グーグルで検索すると、いろいろな情報を知ることができます。そのためか、気軽に質問してくる人にこんなことを言うひともいます。

ググレカス

グーグルで調べれば簡単にわかることを、なんでも聞いてくる人に苛立つ人もいると思います。

「なんでお前に教えなきゃいけないんだ」という気持ちがよく表れていておもしろい表現です。

検索すれば何でもわかる世の中が生み出した傲慢ですね。もうちょっと違う言い方もあるはずです。相手が目の前にいないネットだから使えるのでしょうね。

「バカと言う人がバカ」とも言われるので、この場合は「カスと言う人がカス」なのかもしれません。

「ググレカス」に対しては「氏ねよカス」が適切な回答でしょうか。

いずれにしても、つまらないことです。

情強

「検索すればわかる」という武器を手に入れた人のなかには、まるで強者になったかのように他人を攻撃するひともいます。

そんな中で生まれた情強という言葉もときどき目にします。

攻撃対象は情弱ですね。私ですね。

情報が武器になるのは確かです。それはずっと昔からの周知の事実です。戦争でも政治でも情報が勝利の鍵を握ります。

最近は一般人でも情強を名乗る人が増えたように感じます。でもその情報のソースはインターネットだったりするんですよね。

価格コムで最安値調べて1000円安く買い物できると、Amazonで買い物をするひとを「おまいら情弱」とか言ってみたりして。

ネット検索で節約したり、知識を豊かにするのは良いことです。人と接する煩わしさもありませんしね。

しかし「検索すればわかる」武器は自分の武器ではありません。

サービスが終了したら裸の戦士です。それのどこが強いのかな。

自称情強が情弱をバカにする世の中はつまらないです。

わかったつもりになる

「検索すればわかる」武器は、使い方が難しいです。検索結果の中には間違った情報もあるからです。

そんな不確かな情報を見て、わかったつもりになっている人も見かけます。リアルで。

雄弁に講釈をたれる人に「それ、どこの情報?」と聞くと、「ネットに書いてあった」と言われたことがあります。

その情報の出処が官公庁や社会的に広く認知されているホームページならまだ良いです。でも、どこの誰が書いたかもわからないネットの情報を鵜呑みにして、自分の知識のように語ってしまう人もいます。

こんな人をみると、つまらないな、と思います。

さいごに

検索すれば何でもわかるわけではありません。

わかったつもりになっているだけかもしれません。

場合によっては、わからなくても良いのかもしれません。

検索システムは便利なんですけどね。

上手に使わないと、世の中をつまらないものにしてしまいそうです。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。