読書感想

心屋仁之助の『心配しすぎなくてもだいじょうぶ』を読んでみた

投稿日:2014年1月23日 更新日:

人間関係で悩んでいる人は多いと思います。というか、悩んでいない人なんていないでしょうね。

私もすこし悩むことがあったので「心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ」を読んでみました。




わかってもらえない、わかってあげられないから不満が生まれる

人間関係の問題では人とひととの相互理解が不可欠ですよね。

問題を解決するためには

  • わかってもらう
  • わかってあげる

これが大事ですね。

なぜ、わかってもらえないのか、わかってあげられないのか

どうすれば、わかってもらえるのか、わかってあげられるのか

この2つを知ることができるのが本書「心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ」です。

読んでみて気付いたことを書きます。

まずこちらから先に相手の意見を受け止める

わかってもらうために、まずわかってあげるということが大事です。難しいことですが、相手から動くことを待っていても始まりません。

ケンカしているときは、どちらかが先に相手の意見を受け止めないと解決には進めませんよね。

でも「なんでアイツの意見を受け止めなきゃならないんだ!」と思ってしまうこともあります。

相手の気持ちや考えを「理解する」「わかってあげる」というのは、それを好きにならなければいけない、ということではありません。

認めてはいるけれど、嫌いという感情はアリということですね。

相手の事情を理解して、わかってあげた上で自分の意見を言えば、ケンカではなく意見交換になるのだそうです。ムリに好きにならなくても相手を理解することはできるんですね。

ああ、そういう考え方か。なるほど。でも、自分はその考え方はイヤ。

これならちょっとできそうかも。

意見を受け取るために一番大事なのは「言う勇気」

自分の気持ちをわかってもらうために言うのではなく、自分の気持ちにウソをつかないために言う。

わかってもらおうと思って言うからうまくいかない。

自分が伝えたいことをちゃんと言えれば、相手の話を聞く余裕もできるということですね。

また、言うときは、相手が受けとりやすい言い方をするのが大切とも書かれています。

いきなりストレートな意見を言っても受け入れてもらえませんからね。

この節の「伝え方」はとても参考になりました。

  • しっかり者のあなたほど人に甘えてもいい
  • 「どうせ、あなたにはできっこない」光線を放っている人
  • 「どうせ無理」と一人で勝手にあきらめない
  • 被害者意識が強いうちは問題は解決しない
  • 「誰かのせい」は一番お手軽な言い訳

わかってもらえないことを誰かのせいにすれば自分を正当化できますね。

「アイツがわかってくれないからいけないんだ!」と言っても、それでは解決しない。不満を産み出しているのは自分だから。不満だと思っている気持ちをわかってもらえなければ解決のしようがない。

不満に感じていることを相手に差し出して、わかってもらわなければ解決しない。わかってもらえる保証はないけど、そうしなければわかってもらえない。

理屈ではわかるんだけど、これは少し難しいそうです。うまくいかないときは心にも余裕がありませんから。

まずは冷静になって、「相手のせいにしても意味がない」ことを心にとめておきたいです。

さいごに

心に余裕がないときほど、本を読んで落ち着くのがいいのかもしれません。

ひとりでイライラしているよりも解決に近づくと思います。

人付き合いで心配ごとが多い人は読んでみませんか?

心の整理にきっと役立ちますよ。

それではまた。

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