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NEXUS7(2012)のUSBコネクターを交換修理してみた

投稿日:2016年1月18日 更新日:

NEXUS7(2012)の充電ができなくなりました。充電ケーブルを差してもグラグラするのでUSBコネクターがダメになったようです。

ネットで調べたら交換パーツが売っていたので自分で修理してみました。



用意するもの

交換修理に必要なものは以下の二点です。

交換部品

まずは交換するパーツです。私が買ったのはこちら。

USBコネクターとイヤホンジャックがひとつの部品になっているんですね。こちらは工具もセットになっています。
NEXUS7USBコネクター交換修理部品

交換部品のみ(工具無し)でも販売してます。精密ドライバーを持っている人は交換部品のみでも修理できます。

工具

精密ドライバー(プラス)のみで足ります。

私は工具とセットになっているモノを購入したので、同梱のドライバーを使いました。ドライバー以外は使いませんでした

では作業手順を紹介しますね。

カバーを外す

電源を落としてから裏側のカバーを外します。

カバーにネジはありません。はめ込んであるだけなので、爪が丈夫なら素手でも外せます。心配な人は付属の工具で外しましょう。

工具でカバーを外します。

カバーを外します

マイナスドライバーを使うとキズが付きます。道具はプラスチック製のものを。

スピーカーユニットを外す

黒いスピーカーユニットを外します。

ネジは2箇所(赤丸)しかありませんでした。1箇所(黄丸)は穴だけでネジは無し。(なんだこりゃ)

スピーカーユニットを外します

スピーカーユニットはケーブルが接着されています。無理に剥がさず、このまま作業を続けます。
スピーカーユニットのケーブルは外しません

交換部品のネジを外す

USBコネクターとイヤホンジャックのネジを外します。

銀色のネジが4個(うち1個は隠れてます)、黒いネジが2個。

交換部品のネジを外します

交換部品を取り外す

平型のコネクターからケーブルを抜きます。ケーブルは固定されているので、そのままでは抜けません。コネクターの黒い部分が動きます。黒い部分が倒れていると固定、起こすと固定が解除されます。ケーブルを抜き差しするときは黒い部分を起こします。

黒い部分が倒れている状態(ケーブルは抜けない)
コネクターの黒い部分が倒れている状態

黒い部分が起きている状態(ケーブルは抜ける)
コネクターの黒い部分が起きている状態

イヤホンジャックの銀色のネジ1個はテープで見えません。テープをめくってネジを取ります。
イヤホンジャック脇のテープで隠れているネジ

イヤホンジャックのカバーの取り外し

イヤホンジャックのカバー(メッキパーツ)を外します。テープで付いているので破れないように剥がします…が、
イヤホンジャックのテープを剥がす

あ!破れた!

思いの外しっかり付いてました。この程度なら問題ないでしょう。大丈夫大丈夫…

USBコネクターの裏側のテープを貼る

裏返してみるとUSBコネクターの部分にテープが貼ってあります。このテープは新品の部品に貼り直します。

USBコネクター裏のテープを貼り替えます

新品部品の整形

取り外した部品と新品の部品を見比べるとケーブルの折れ方が違います。新品はケーブルが真っ直ぐです。このままでは取り付けにくいので、取り外した部品と同じように折れ目を付けます。よく見ると折れ目の印の線が書かれてますね。

ケーブルに折り目を付けます

イヤホンジャックのカバーを付け替える

先ほど外したイヤホンジャックのカバー(メッキ部品)を取り付けます。破れたテープが痛々しいです…

イヤホンジャックのカバーを付けます

部品の取り付け

外したときと逆の手順で部品を取り付けます。

取り付け完了

イヤホンジャックのテープは左側のネジで噛むようにします。

平型のコネクターの黒い部分は起こした状態でケーブルを奥まで差し込んでから倒します。

本体の裏蓋カバーはパチンとはめ込むだけです。隙間が残ってないか確認しましょう。

動作確認

一通り作業が終わったら動作確認します。

電源を入れて、充電ができるか、音量ボタンは正しく動くか、イヤホンは聞こえるか、など。

ネジは残ってないですか?

さいごに

以上で作業完了です。

以下の点は十分に注意してください。

  • 自分で分解すると保証の対象外となります
  • 失敗しても私は責任を負いません
  • 購入したパーツに不良がある可能性もあります

修理に出すよりも安くできますがリスクもあります。

自分でできると楽しいですけどね。

それではまた。

【余談】あのテープはなに?

余談です。

あのテープは何のためにあるのでしょう。私が少し破いてしまったテープ。USBコネクターの裏側にあったテープ。

たぶんあのテープが無くても動きます。でも、元々あったものはそのまま残した方がいいです。

回路図を持っていないので正確なことはいえませんが、あのテープは各部品からアースをとっているのだと思います。

テープは本体のグレーの部分と接触するように貼ってありましたよね。
アース

イヤホンジャックのテープはネジで挟んでありました。USBコネクターのテープもネジで押さえつけられる位置にあります。この状態から本体のグレーの部分はアースになっているのだと推測できます。

電子回路の設計ではアースが重要です。アースのとり方が悪いとノイズが発生して誤作動や音声の不良の原因になったりします。上手く設計された電子機器はアースの取り回しが美しいんです。基盤を見てニヤリとしてしまうくらい。(基盤フェチ)

一見なんのためにあるのかわからないテープでも重要な役割があったりします。

破いちゃったけど。

アースのとり方(回路図)で開発の技術力がある程度見えます。ノイズが発生しにくい設計はパーツの配列などを考慮するためコンパクトに作るのが難しいです。ゲーム機の基盤を見比べると面白いですよ。任天堂のガラス基板の配線の美しいこと美しいこと。ひと目でお金がかかっていることがうかがえます。昔、セガのゲーム機の基盤を見て「こんな設計で勝てるわけないでしょ」と思いました。あれは酷かった…

余談でした。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。