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同窓会での写真の撮り方【一眼レフカメラ初心者向け】

投稿日:2016年1月27日 更新日:

photo credit: PDC End Year Party 2015-25 via photopin (license)

先日同窓会に行ってきました。写真を撮ってきました。そこで私が気をつけた点など書きます。室内撮影前提です。同窓会の撮影は独特の注意点があります。個人の主観ですけど。

この記事は一眼レフカメラ初心者を対象にしています。同窓会の規模は同一学年で100名程度。パーティー会場での撮影を想定しています。



心がまえとカメラの準備

まずは心がまえ。同窓会に一眼レフカメラを持ち込むには覚悟が必要です。

写真の係にオレはなる!

同窓会の会場で一眼レフカメラを出すと「おお〜!」と歓声が上がります。

その瞬間からあなたはカメラマンです。でも歓声にニヤけてる場合ではありません。

同窓会に一眼レフカメラを持っていくと、会場の人たちは『この人が今日の写真の係』と勝手に決めます。自動的にそうなります。

これはカメラ持ちの宿命です。プロカメラマンを雇っていれば話は別ですが、専任のカメラマンがいなければ、一眼レフカメラを持っている人に期待が集まります。

スマホで写真を撮っていた人たちは撮影をやめて「こっちも撮ってよ〜」なんて注文してきます。せっかくならキレイな写真を残したいですからね。その責任を背負う心がまえは必要です。

でも大丈夫!それほど心配はいりません。この記事を最後まで読めば心配しなくてもいい理由がわかると思います。

カメラマンだけど割り切りも必要

写真の係になるとはいっても自分も参加者です。写真の担当を正式に依頼されたのでなければ、責任を負う必要はありません。上に書いたのは『期待されるから覚悟してね』というはなし。

同窓会の人数は100名を超えることもあります。それだけの人数を相手に写真係をひとりで請け負うのはたいへんです。というか無理です。

できれば幹事と相談してクラスごとに写真係を選出して作業を振り分けたいところですが、現実的になかなか難しいと思います。

そこで、自分の役割を考えます。というか割り切ります。

自分と同じクラスの写真は責任をもって撮る。でも他のクラスまでは面倒みない。とか。うっかり全部任せろ的なムードを出すと後がたいへんです。せっかく同窓会に参加したのに自分が楽しむ時間が無くなってしまいます。

背負い込むのはほどほどに。

カメラの準備

カメラの準備としては、メモリー残量の確認とバッテリーの充電など、基本的な確認をします。

メモリーもバッテリーも予備があればベストですが、無ければ無いでかまいません。(後述します)

レンズの選択

レンズは広角〜標準のズーム1本で十分だと思います。

望遠はまず使わないでしょう。何よりも機動性が重視されます。

私のレンズは35mm換算で28-82mmのズームですが、ほぼ28mm側のみで撮影しました。室内では標準よりも広角寄りが活躍します。

できれば24mmくらいほしいですね。

さてここからは会場に着いてからのはなしです。

ホワイトバランスの設定

会場の光源がタングステン(この写真のようにホテルなどでよくある黄色い光源)の場合、ホワイトバランスもタングステン用に設定します。

ホワイトバランスは自動でも良いですが、光源に合わせておいたほうがあとで色補正が楽になります。

会場に入ったらまずはホワイトバランスの設定を。よくわからなければ自動でいいです。

フラッシュは使わない

会場の光量が十分あればフラッシュは使わないほうが良いと思います。

上の写真もフラッシュ使ってませんね。私の写真ではないけど。

同窓会は旧友が集まる楽しい場所です。日常のストレスを忘れてリラックスできる時間でもあります。

緊張から解かれた表情にはやわらかい光源が一番似合います。

女性の場合はファウンデーションやコンシーラーを使った肌や、もともとキメが細かい肌は顔が白飛びしやすくなります。室内の照明だけで撮れば白飛びを防げます

露出不足になるほど暗い場所であればフラッシュも必須になってしまいますが、広い会場ならそれなりの明るさがあるでしょう。

写り具合は撮影の都度確認してみてください。

私はフラッシュは使いませんでした。画質は多少荒れますがムードを大事にしたかったので。フラッシュを使わなかったおかげでタングステンの色味が若干残ったムードのある写真になりました。

一人残らず撮る!

同窓会の撮影で一番大事なのは全員撮ることです。

先述しましたが、大勢の参加者がいる場合はムリがあります。せめて同じクラスのメンバーは全員撮る。これホントに大事です。

あとで写真を共有したときに写ってない人がいると、その人はガッカリします。同窓会は仲間同士の集まりなので、仲間外れ感を出すと厄介です。

「オレが写ってない!」「ワタシが写ってない!」と言わなくても、その後の付き合いに影響するかもしれません。もしもLINEなどで写真を共有したときに、みんなが写真で盛り上がっても、写真に写ってない人はその中に入れなくなってしまいます。

めんどくさいですね。

でもこれがカメラ持ちの宿命です。

ひとり残らず全員きちんと撮影しましょう。

撮ったつもりで忘れていたり、表情がイマイチで見せられない写りになっているかもしれません。全員くまなく多めに撮ったほうが間違いないです。

アップにしすぎない

トシを撮るとアップの写真を嫌う人が多くなります。

肌のシミやシワ、頭の白髪や薄毛などを気にする人が増えます。必要以上にアップで撮るのは控えたほうがいいです。

大きめに撮る場合でも胸が余裕で入るくらい引いた方がいいでしょう。もっとも、高解像度で撮ればいくらでもアップにできますけどね。

同窓会の写真はあとで共有することが多いと思います。そこに顔のアップの写真を晒されたら絶叫する人もいる。かも。

自分の顔のアップが晒さたらイヤじゃないですか?

自然な笑顔を撮る

何気ない自然の笑顔を撮ると喜ばれます。

写真を撮るときはポーズをとる人が多いです。実際に撮影をしているとポーズをとる人がたくさんいます。それはそれでいい写真です。ですが、ポーズをとらせるだけではなく、談笑で盛り上がっているシーンなどの自然な笑顔は、あとで見たときに会場のムードを思い出せる素敵な写真になります。

自然な表情を撮る場合、ファインダーを覗かずに液晶画面で大体の構図を確認してカメラを構えずに撮影するといいです。撮っていることを意識させないテクニックですね。構図が狂ったらあとでトリミングすればいいだけです。

カメラマンは陰の立役者。時には「撮るよ〜!」とポーズをとらせ、時には静かに目立たずに自然の表情を撮ってみましょう。

かといって隠し撮りはキモいので、撮影しているアピールは必要です。撮ってるフリと撮ってないフリをうまく盛り込むと、自然の表情が撮りやすいと思います。こんな時も液晶画面での撮影が役立ちます。

昔話で盛り上がっている自然の笑顔は同窓会ならではの素敵な表情です。

同窓会独特のムード

写真撮影にはノリも大事です。

酔った友達は突然ポーズとったりします。ムードを壊さないようにサッと撮れる準備もしたいものです。そんなときは難しいことを考えずにプログラムモード(すべてカメラまかせ)で撮るのもアリです。

同窓会では『かつて想いを寄せていたアノ人と会える期待』にむねいっぱの人もいます。その場で良いムードになっちゃう人もいます。そんな二人のツーショットは酔った勢いでどんどん撮ってあげましょう。

キレイな写真もいいですが、いきおいやノリも大事です。そういうときは絞りとか考えずにバシバシ撮りましょう。多少ピンボケでもいいんです。

ノリで連射モードとか使うとウケるかも。

集合写真は会場のスタッフに撮ってもらう

集合写真は会場のスタッフにお願いしましょう。

集合写真は全員が欲しい写真です。あなたが今日の写真の係だとしても、あなたも参加者です。入らないわけにはいきません。

同窓会をやる会場ならスタッフも心得ていると思います。ここでも難しい設定はなしでプログラムモードで撮ってもらうのが無難です。大事なのは写っていることです。

集合写真は一眼レフカメラだけでなく、スマホでも撮ってもらうといいです。集合写真は一番大事な写真です。複数のカメラで撮っておけば保険になります。

一眼レフにこだわらない

一眼レフカメラにこだわらない

これ大事です。

身も蓋もない言い方ですが、ぶっちゃけスマホでもいいんですよ。

スマホで撮った写真でもみんな喜びます。スマホだからといってガッカリする人はいません。

大事なのはムードです。

メモリーがいっぱいになったら、バッテリーが切れたら、スマホで撮れば良いと思います。

共有の仕方を考えておく

写真はみんなが見たいものです。みんなに見せるためにはどうしたらいいでしょう。

LINEのアルバムにアップする
Dropboxなどでファイル共有する
写真共有サービスを使う

などなど…

いろいろありますが人によって利用できない場合もあるため、どれが良いとは一概にいえません。

共有するさいに注意したいのは無制限の公開をしないことです。誰もが見られるフェイスブックに写真をアップするのは厳禁です。最低限、パスワードで保護されたサービスを使うようにしなければ思わぬトラブルに発展しかねません。

共有の仕方を仲間に知らせる方法も考えておいたほうがいいです。事前に決めておけば、同窓会の当日にお知らせできますね。連絡手段があれば後でお知らせでも良いと思います。

個人的には無料で利用できる写真共有サービスがいいかなと思います。こういうところ↓

写真を共有・保存できるwithPhoto(ウイズフォト)

私の設定を書いておきます

ホワイトバランス:タングステン(電球)

撮影モード:絞り優先(絞りは8のみ!)
※状況によりプログラムモード

フラッシュ:発光しない

ピント:中央(いつもこれ)

画質・解像度:最高

画像形式:JPEG

絞りを8にしている理由は、フラッシュを使わないため適度な明るさを確保したいためです。でも開放にすると被写界深度が狭すぎてピントがズレやすい。スナップ写真では一番融通がきくのが8だと思います。

画質と解像度は最高にしています。人が多い環境では画面のすみに思わぬ映り込みが頻繁にあります。トリミングは必須です。

画像形式をJPEGにしているのは現像処理をしないため。キレイに仕上げたいならRAWにしたいところですが、現像処理に時間がかかりすぎます。みんなは早く見たがります。待たせるくらいならJPEGでサッと見せてあげたほうが喜ばれます。

さいごに

  • 同窓会に一眼レフカメラを持っていくと写真の係になるかも
  • でも気負いせず楽しみましょうよ
  • そうは言っても自分のクラスは全員撮ろうね
  • アップはやめて!
  • 集合写真も忘れずに
  • スマホでもいいのだよ!スマホでも!
  • 大切なのはムード
  • 撮ったら配る(共有する)

まとめるとこんな感じです。

同窓会の写真は他の人も撮っているはずです。自分が撮ることばかり考えずに、他の人とも連携して良い思い出が残せると良いと思います

スマホでもいいんですけど、やっぱり一眼レフカメラは映りが違います。キレイな写真はきっと喜ばれますので頑張って撮ってみてください。

それではまた。

※ここでお借りした写真は忘年会のようですが撮影条件は同じなのでご容赦ください

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。