今日は会社のトイレを掃除しました。何かの罰というわけではなく、自分でたてた予定です。
社内では環境整備や営繕の担当なので、その一環としてスケジュールした仕事なんだけど、Googleカレンダーに「トイレ掃除」と書いてあるとちょっと不思議な感じがします。
ちなみに目的はトイレの掃除ではありません。
この記事は、トイレの話ではなく、掃除の話でもありません。
何で会社のトイレ掃除をしたか
トイレの掃除をしたといっても便器ではなく、ドアや洗面台まわりです。うちの会社では掃除をする人を雇っているので、便器はその人がいつも掃除してくれます。
掃除の人を雇っていても、行き届かない部分がどうしてもあります。その人がサボっているわけじゃなくて、汚れ具合に見慣れてしまって手を付けなかったり、時間的に後回しになって、そのままになっている場所ってあります。
ドアノブの付近の手垢や窓枠の誇りなどは、結構見慣れてしまうと気が付かなかったりします。
誰もやらないと汚れが蓄積するんだけど、毎日見ていると気づかない、というか気にならなくなる。そんな汚れはトイレ以外にも結構あるものです。
でも、見慣れない人は気づくかもしれません。
この会社のトイレは汚いなぁと思われるかもしれません。
自分たちは気づかないけど。
トイレの綺麗な会社が好き
取引先の会社に行くと、たまにトイレを借りることがあります。
そんなときはトイレの掃除の具合をチェックします。ケチをつけるわけじゃなくて、自社の清掃状態の反省材料にするために参考にさせてもらってます。トイレ以外にも壁に貼った掲出物(の貼り方)や、デスク(の足元)などもサラッとチェックします。
キレイな会社はホントにキレイです。
知り合いの会社は製造業をやっています。機械工場です。油で汚れやすい環境なのに、その会社のトイレはいつ行ってもピカピカです。デパートのトイレよりもキレイなくらい。
工場の機械はメンテナンスをきちんとしないと良いモノが作れません。工場では機械の掃除も大事な仕事です。キレイにすることで仕事が快適になります。良いモノが作れます。
仕事道具だけでなく、環境もキレイな方が仕事に良い影響があります。動きやすいし、モノを紛失しにくくなります。仕事の効率が良いだけでなく、なにより気持ちいいです。
誰だって、汚い職場で仕事したくないですよね。
お客様にも見られている
自分が他社のトイレを見るからというわけではないけれど、お客様も自社のトイレを見ていると思うんです。トイレって、キレイなのはあたりまえで、たぶん何とも思われない。でも、トイレが汚かったらどうだろう。
そんな会社が良い仕事すると思われないんじゃないかな。
他人に見られるからキレイにしたほうが良いということではありません。誰もが見慣れた、誰もが気づかない環境の不備は、仕事のほころびに似ていると思いっています。
気が付かないこと
なあなあでやっていると気が付かないこと
そんなところからミスが生まれるんじゃないかな。
もっと目をこらしたほうがいいんじゃないかな。と。
自分でやらなくても良い?
会社のトイレは業者に掃除してもらっても良いと思います。というか、社員は本業に時間を使った方が良いです。
私の会社でも掃除のために人を雇っているので、その人がトイレの掃除をします。だからみんなトイレ掃除なんてしません。それで良いと思います。
でも、会社のモノはみんなのモノです。ちょっとした汚れに気づいたらサッと掃除するくらい、社員がやってもいいと思います。机の上を整理するのと同じ感覚です。
仕事は本業に専念する。それはそれで良いと思うので、みんなでトイレ掃除しなきゃダメなんて思いません。
気づいて、手を付ける
この習慣が大事なんじゃないかなと思うだけです。
どんなことでも。
トイレはその一例です。
さいごに
会社の備品はみんなのものです。みんなが使うモノは、みんなが気持ちよく使えるようにしたいです。
何度も言いますが、掃除は誰かに頼んでも良いんです。本業に専念しても良いんです。良いんですけどね。
目を配って、自分が動く習慣を身に着けたい
ただそれだけです。
それではまた。