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あのGOというゲームは大丈夫なの?

投稿日:2016年7月16日 更新日:

いま話題のゲームについて少し書きます。

なんかあのスマホを持って外に出てキャラクター見つけて育てたりするゲームのことです。



Ingressと同じような現象が起こる?

いま話題のGOと似たゲームにIngressというものがある。開発元が同じらしいから似るのも当然。で、Ingressは私の会社でも一時流行っていた。昼休みになると、みんなゾンビのようにスマホを見ながらゾロゾロと外に繰り出していた。いま思い返すと異様な光景だった。

今度のゲームは子供に人気のキャラクターを使っている。ここがIngressと違う。

最近では子供が公園でゲーム機で遊んでいる光景が珍しくなくなったけど、きっとそんな子供たちもGOを始めればゾロゾロと歩いてどこかに行くのだろう。

歩かなければ遊べないゲームは、カラダを動かさずに遊ぶより健康に良いのかもしれない。肥満の解消にもなるのかも。

でも今度のゲームは、スマホで遊ぶゲームだ。ここがちょっと気になる。

スマホを持っていない子の差別

スマホを持っていない子供が仲間はずれにされないかな。

今でもゲーム機を持ってないと一緒に遊んでもらえない子供がいる。その一方でランドセルや制服が買えない貧困家庭もあるわけで、スマホのようにお金がかかる端末がないと遊べないゲームがブームになるのはちょっと心配。

スマホが無いと友達から仲間はずれされる

スマホを買ってくれない親を恨む子供

子供の要求に困惑する親

ゲームに人気があればあるほど、そんな家庭が増えるんじゃないかな。ゲームが起こす二極化が進む。そんな心配がある。

大人は理屈で解決しようとするけれど、子供の世界では大人の理屈が通用しないこともある。ゲームを発端にイジメが増たとしても「ゲームは悪くない」という大人の理屈がお約束のように出てくるでしょう。

そりゃあゲームは悪くないですよ。でもそんなこと言っても子供の問題は解決しない。

スマホを持っていても

緊急時の連絡手段として子供にスマホをもたせている家庭もあると思う。スマホのGPS機能は上手に使えば子供を守るツールにもなる。

あたりまえのことだけど、ゲームをやれば電池が減る。ゲームにハマると、いざというときに電池切れにならないか心配です。

子供に抑制がきけば良いけれど、楽しいゲームをバッテリーゲージを気にしながらできるかな。

今度のゲームはバッテリーの消費が激しいとの話もネットに出回っている。なおさら心配。本当に大丈夫なのかね。

また、知らない人とお友達になるかもしれない。そんな要素も含んでいる。新しい友達ができるのは良いことだと思う。素敵な出会いがあるかもしれない。

相手が「大きなお友達」だとかなり不安だけど。

交通事故も増えるでは?道路に飛び出して車に…なんて事故は起こらないのかな。容易に想像できるんだけど。心配しすぎ?

大人も夢中になって歩き回るゲームです。好奇心旺盛な子供は無我夢中になって、まわりなど見ずに歩き回るでしょ。歩行者、自転車、自動車(トラック含む)にぶつかり、崖から落ちて池にも落ちる。そんな事故が起こらないように大人が注意しなければ。

誰が悪い

わざわざ悪者をたてる必要はないのかもしれないけれど、あえて誰が悪いかと言えば、子供の世界に金のかかるゲームを持ち込んだ大人が悪い。

ゲームはビジネスだから、儲けることが悪とはいわない。

確かにゲームは楽しい、嬉しいこともある。笑顔もできる。

でもお金がない人は遊べないんです。

経済格差が子供の世界にも影響するんです。

これは基本的にどんなゲームでも同じなんだけど、スマホはゲーム専用機と違って毎月お金を払わなければいけないので経済的な負担が大きい。

スマホを容易に入手できる家庭なら気にならないかもしれない。けれど、生活費に困窮している家庭にとっては、子供を巻き込むブームがお金がかかるものだとため息がでる。

ポケモンの映画を観に行くだけでも大変な家庭があるんです。

あ、ポケモンって書いちゃった。まあいいや。

やらなければいいとか、仲間はずれにするような友達と付き合わなければいいとか、そんな大人の理屈で子供の世界が統制されるのならイジメなんて起こりません。

事故や犯罪の危険性も予想して予防処置が必要です。ゲームは1日1時間まで。そんなルールが出来たのも健康被害を考慮したからだと思う。つまりメーカーは危険性を無視できないハズだけれど、今度のゲームはどこまで考慮できるだろう。外に出て起こる悲劇を抑制できるかな。◯歳以下は保護者同伴で遊ぶとか?

子供は少し目を離したスキに事故に合う。

やっぱり大人がしっかりしなきゃ。で、この大人の負担は誰のせい?って考えると、ゲームの設計に問題があるかなと。Ingressと違って、小さな子供も興味を持つキャラクターを使ったところが…どうなんだろ。ちょっと疑問。

誰のため

スマホを持って外に出て歩き回る。そのおかげでダイエットができたとか、鬱が治ったみたいな記事をネット上に見かける。

確かに良い効果もあると思う。

喜んでるのはスマホを持っている人たちです。

おもしろい!とニュースになれば子供もやってみたいと思うでしょう。

スマホを持ってない子はどうする?

ゲームメーカーは誰のために作ったの?

ターゲットは?

誰からお金をもらおうと思ったのか疑問があります。ビジネスだから。慈善事業じゃないから。儲けを考えてるから。

ターゲットは?

Ingressは小さな子供はあまり巻き込まなかったと思う。あのダークなイメージに引き込まれる子供はそれほど多くないでしょう。だから中学生以下の子供を巻き込む問題も多くは起こらなかった印象がある。

今度のゲームは幼児も興味を持つキャラクターだから心配です。小学生も興味を持つでしょう。

ターゲットは誰?

ひとりあたり、いくら回収する予測?

この辺がよくわからない。

社会への影響はどのように考えていたのだろう。素人の取り越し苦労ならいいんだけど。

さいごに

スマホのゲームは基本無料が多い。ゲーム内課金にして、やり込みたい人だけターゲットしている。

ゲーム内課金もいろいろ問題になったけれど、スマホはセキュリティの問題もあるから、小さな子供は入りにくい世界だった。

今度のゲームはどうだろう。幼児まで巻き込む人気キャラのゲームは、子供たちをスマホの世界に引き込むチカラが強いんじゃないかな。

小さな子供たちがゲームというビジネスの犠牲にならなければ良いと思う。そのためのルールやモラルは大人が作らなければいけない。

もしかしたら大人の力量が試されるゲームなのかもしれない。

自宅で遊ぶゲームと違い、外で遊ぶゲームは、関係ないひとも巻き込む。配慮が必要なひとたち(子供、女性、お年寄り、障がい者など)を巻き込んだときの影響(事件、事故)を考えるとちょっと怖いゲームです。

世界中で話題の楽しいゲームが、事件や事故でつまらない法規制されたり、サービスが停止したら、それはなんだか寂しい。

楽しいゲームはユーザーのみんなで協力して守れたら良いなと思う。

2016年07月18日以下追記

一番怖いところ

書こうか迷ったことだけど追記しておきます。

このゲームの一番怖いところは、人の現実の行動を操作できること。人の行動を操作したい人は多いでしょう。良い人も悪い人も。道徳的にはどっちもアウトだと思うしメーカーも故意にはやらないでしょう。としか言いようがないのでここから先はファンタジーの話になる。

駅前に人が集まれば、人気のない政治家は街頭演説で人を集めることができるかも。実際には聞いてなくて良い。人が大勢集まれば絵的に人気があるように見える。ゲームを知らない人は「あの人はこんなに人気があるのか」という印象をもつ。要するに印象操作です。反対に人気のある街頭演説に使えば妨害にもなるかも。ロビイスト(政治活動するひとたち)がこのゲームの効果を放っておかないんじゃないかな。

ショップに人が集まれば、買い物客も狙えるかも。目的が違う人を買い物客に変える工夫は必要だけど、そこから先は店の努力で。コラボやタイアップとして告知してやれば問題ないので、これはファンタジーではないか…

他にもいろいろできるでしょう。ユーザーはレアキャラをゲットできれば良いわけだから、みんな幸せ。

費用対効果がわからないので、やるかどうかもわからないファンタジーです。お金が目的じゃない人は考えるだろうけど。

実際、今の世の中(昔からだけど)民衆はうまく操られている。だから驚くようなことでもないけれど、ここまでダイレクトに現実の行動を操れるのは珍しいんじゃないかな。世界規模で反響が大きいゲームだけに怖いと思う。

海外のゾンビのように歩き回るひとたちの動画を見ていると「操られているなぁ」と感じます。

もっとも、そこがこのゲームのおもしろさなのでしょう。

追記ここまで

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