私は花粉症です。鼻づまりがしどいです。もう何年も鼻づまりを治す方法を考えてきました。
鼻づまりで特に困るのが冠婚葬祭や会議の時です。まともに喋れないし、頭がぼ~っとするし、ダルくてツラいです。飲み薬も試しましたが、眠くなりやすいうえにのどが渇きます。しかも費用がかさみます。
ここ一番ってときに即効性があり、3時間は持続する方法はないものか悩んでいましたが、な~んだこんな良いモノあるじゃないですか!早く言ってくださいよ!ってなものを見つけたので紹介します。
知っている人も多いと思いますが、知らない人は参考になると思います。
今まで試した方法
今までは以下のようなことを試してきました。これはこれで使えるので、今でも時々やっていることです。
鼻を暖める→効きます
後頭部(鼻の真後ろあたり)を暖めるのも効きます。濡れタオルをポリ袋に入れて約1分ほど電子レンジで温めれば簡単に蒸しタオルができます。
これを鼻や後頭部に当てるとジワ~っと鼻が通ってきます。暖かいので気持ち良いです。冬場の寒い時の鼻づまりではいつもやっています。
マッサージをする→ある程度効きます。
暖めながらマッサージすると効果的です。指先で鼻をつまむようにして細かく振動を与えると鼻が通ってきます。振動で鼻が通ることを知って、携帯電話を鼻に当ててバイブで振動させてみたことがあります。思いのほか効きましたが電池がすぐなくなるので長くはできません。しかも効果に持続性はありません…
鼻づまりに効くツボを刺激する→効果なし
ネットで調べたら鼻づまりに効くツボがあると紹介されていたのですが、私には効果がありませんでした。場所を間違えているのか、ツボに対して懐疑的な性格が問題かも。
運動をする→効きます
体を動かしていると鼻が通ってきます。肩を回すだけでも効きます。自律神経を刺激するかららしいです。医者じゃないので詳しいことはわかりません。でも長くは続けられません…
呼吸を止めて首を上下に動かす
海外のネットで紹介されていた方法です。効果はありますが、やはり長くは続きません。
問題はどの方法も持続性が低いことです。速効性があっても持続しないとねぇ…
結論!
さて、いきなり結論ですが、鼻づまりに即効性があり効果が持続する方法、その答えは点鼻薬です。鼻にシュッとする薬です。私にはこれが一番でした。もう手放せません。でも使い方には注意が必要です。
鼻づまりに悩んでいる人で、点鼻薬を使ったことがなければ検討の余地はありますよ。
正しく使えばこんな良い薬はありません。
点鼻薬の使用上の注意
まず、鼻づまりといっても原因はいろいろあります。鼻づまりはアレルギー以外の原因(蓄膿症など)もあります。ここでは花粉症の鼻づまり、つまりアレルギー性鼻炎についてお話しています。
アレルギー性鼻炎の点鼻薬にも種類があります。大きく分けて二種類です。
ステロイド剤を含むもの
即効性はありません。使い続けて治すタイプです。
血管収縮剤を含むもの
即効性があります。使い続けるとかえって症状を悪化させる場合があります。
どちらも根本的な治療ではありません。キチンと治したい場合はお医者様に診てもらいましょう。
私が今回紹介するのは即効性があって3時間は効く方法なので血管収縮剤を含むものです。血管収縮剤を含む点鼻薬の注意点は「使いすぎないこと」です。
即効性があるだけに、つい薬に頼って使いすぎてしまう危険があります。即効性があるということは「自然ではない」と捉えたほうがいです。一時的なその場しのぎのために使うものだと割り切ることが大事です。それでも使い方を間違えなければ非常に効果が高い薬です。
点鼻薬の選び方
薬局に行くとたくさんの点鼻薬があります。価格もいろいろです。
粘りがあって患部にとどまり長く効くとか、メントールで爽快感があるとか。
いままで5種類くらい、メーカーや価格帯が違うものを使ってきましたが、大きな違いを感じたことはありませんでした。なので「これは!」というオススメはありません。どれでもそれなりに効きます。
あえてオススメしないものを挙げるなら容量が多いものですね。そんなにたくさん使ってはいけませんから。
粘度があるほうが長続きする気がしますが、奥まで届かない気もします。
成分もいろいろありますが、この辺のことは薬剤師さんに相談してください。こういった情報はネットを鵜呑みにするのではなく、対面で情報を得たほうが安全です。
点鼻薬の効果的な使い方
鼻をかんで、鼻の中に鼻水が無い状態で使います。鼻水があると薬液が一緒に垂れてきて効き目が減ります。とはいっても、鼻がつまっている状態では奥まで薬液が届きませんよね?そんなひどい鼻づまりのときは、先に紹介したマッサージや肩を回すなどして鼻を通してから使うと効果的です。
それでも鼻が詰まっているときは、一回噴霧したあと軽く鼻をマッサージします。すると鼻が通ってきます。そのままでは薬液が足りずに十分な効き目が持続しないので、もう一度噴霧します。これで鼻の奥まで薬液が届き、確かな効き目が長続きします。くれぐれも使いすぎないように注意して下さい。
点鼻薬を使うタイミング
点鼻薬は使った直後は鼻水が出やすくなる場合があります。急に鼻が通るようになるので、鼻の奥にたまった鼻水が出てくるためだと思います。会議の前などで使う場合は、5分くらい前までには使用しておいた方がいいです。
点鼻薬の中には刺激がきついタイプのものもあります。刺激が強いと鼻が痛くなり、その刺激でくしゃみが出ることもあります。頻繁に鼻をかむ人は、粘膜が剥がれて刺激に敏感になっているので、低刺激のタイプを選んだ方がいいです。低刺激のものはパッケージに書いてあります。よくわからない場合はやはり薬剤師に相談した方が良いです。
さいごに
いざというときに役立つのが点鼻薬です。デートの前にもオススメです。
くれぐれも使い過ぎには注意して下さい。私は一日に2回を目安にしています。
眠れないほどひどい時は本当に助かります。口で呼吸をしないので喉にも良いです。
それではまた。
余談ですが…
鼻がつまった状態で「でんびやぐぐださい」と薬剤師さんに言ったらコーラックを出されたことがありました…