レインウェア

使ってわかった!自転車におすすめなカッパの選び方

投稿日:2013年10月24日 更新日:

photo credit: Jamie In Bytown via photopin cc

自転車で通勤する人はカッパ(レインウェア)が必需品になりました。自転車でカッパを着るのは億劫に感じるかもしれませんが、型やサイズを上手に選べば雨の日でも快適に自転車で通勤ができます。このページでは、自転車通勤をしている私が実際に使って感じたおすすめのカッパの選び方を紹介します。

自転車利用でなくても参考になるところがあると思います。ぜひご一読ください。



素材や性能の選び方

自転車での利用を考えて素材の選び方からみてみましょう。一万円以上のカッパは価格相応の良い素材を使ってますが、安いカッパは自転車に向かない素材もあります。

おすすめの素材はナイロン

安いカッパのなかには素材がビニールのものがあります。ビニール素材のカッパは自転車には向きません。ビニールは通気性が無いため、自転車では激しく汗をかきます。臭いもこもってとても不快です。

雨の日の自転車におすすめの素材はナイロンです。

また、ナイロン素材のなかでも特殊な加工を施した製品があります。
ミズノのベルグテックや東レのエントラントです。素材にこだわりたいけど安くすませたい人の期待に応えてくれる製品です。

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上のエントラントレインスーツを購入しました。写真もたくさん撮りましたので気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
参考:自転車通勤にピッタリ!デザインがちょっとカッコいいカッパを買ってみた

耐水圧性能は参考程度でよい

レインウェアの説明書には耐水圧性能の記載があります。耐水圧性能は高いほうがよいのですが、自転車での使用であればあまり神経質にならなくても良いと思います。

バイクは雨の中でもスピードを出せますが、自転車はスピードが出せません。なので身体に当たる水圧はそれほど高くありません。

自転車でもっとも高い圧力がかかるのはサドルが当たる股の部分です。股の部分は体重の圧力がかかるため、縫製はしっかりしたものを選びたいところですが、座った状態では雨が当たらないので耐水圧性能はシビアに選ばなくても大丈夫だと思います。つまり大事なのは縫製の強度です。

耐水圧性能を気にして高価なレインウェアを購入するよりも、程々の価格にして買い替えのサイクルを早くしたほうが、効率的でムダ無く、必要十分な機能が持続できます。

耐水圧が20000mm以上の製品もありますが、私が使用しているレインウェアは10000mmです。股から浸水したことはありません。股の劣化は体重やサドルの素材、形状など、使い方に左右されるので、不安がある人はジェル入りのサドルカバーなどで保護すると良いと思います。

自転車通勤で使うなら軽さはとても重要

カッパはできるだけ軽いものを選びましょう

カッパは雨が付着すると重くなります。重くなるほど身体を動かすのがツラくなります。これでは朝から疲れてしまいます。

デザインやサイズによって重さは異なるので、一概に何グラムが良いとはいえませんが、商品を比較するときのポイントにしたいところです。

バイク用や登山用のレインウエアでは、強度を重視した重いものもあります。丈夫で長持ちしますが自転車通勤には向かないと思います。特に長距離をロードバイクで通勤する人は、軽さと動きやすさは重要なポイントになります。

また、軽いカッパでも水を弾く性能(撥水性)が低いと雨が大量に付着して重くなります。ゴアテックスや東レのエントラントのような撥水技術が使われたカッパなら安心です。

デザインはシンプルイズベスト

自転車通勤用のレインウェアのデザインはシンプルなものが良いです。ポケットやフード、反射素材などは必要最低限のものを選んだほうが良いです。

装飾が多ければそれだけで重くなります。装飾部分のつなぎ目に雨水が貯まりさらに重くなります。縫い目が増えれば浸水もしやすくなります。強度も落ちます。

わずかな重さの差でも、自転車をこぐのが辛くなります。

自転車向けレインウェアの種類

レインウェアは大きく別けるとポンチョとセパレートの二種類があります。自分の使い方にあったタイプを選びましょう。

ポンチョ

スカートでも着られるポンチョは女性の利用者が多いですね。
足元が濡れやすい欠点がありますが、以下の利点は大きいです。

  • 蒸れにくい
  • 肩掛けバッグも邪魔にならない
  • 着やすい、脱ぎやすい

自転車の前かごまで覆えるタイプもあるので、すぐに脱げる利点と合わせて考えるとポンチョは買い物に便利ですね。

体型も気にせず着られるので体が大きな人にもオススメです。

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セパレートタイプ

男性は上下が別になっているセパレートタイプを選ぶ方が多いですね。セパレートタイプは裾までしっかりカバーしてくれるのでスーツ(パンツ)を濡らしません。ここがポンチョよりも優れたところです。

通勤時間が5分程度の近場ならポンチョが手軽で良いですが、10分以上かかる自転車通勤ではセパレートタイプのカッパがオススメです。

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セパレートタイプのレインウェアの選び方にはいくつかポイントがあります。特にサイズの選択には注意が必要です。

セパレートタイプのレインウェアの選び方のポイント

セパレートタイプを購入する場合、サイズ選びが大きなポイントになります。身体にピッタリのサイズを買うのはNGです。

大きめサイズを選ぶ

セパレートタイプのレインウェアの選び方のポイントは大き目のサイズを選ぶことです。

自転車通勤ではバッグを背負う人が多いと思います。バッグを背負う場合は、必然的にバッグの上からレインウェアを着ることになります。バッグの存在を忘れて身体にフィットするサイズを選ぶと、いざ使うときに、着れない…なんてことになります。

バックをカバーする製品もあります。こういったものを使う場合は問題ないです。ただし通勤で使うには手間が増えるので後々面倒に感じるかもしれません。

冬場では上着がかさばるので、さらに大きめサイズのカッパを選んだ方が良いです。特にズボンのウェストはゆったり目がいいです。冬服の上着は丈が長いので、カッパのズボンの中に入れなければ濡れてしまいます。ウェストはズリ落ちなければいいくらいに思って大き目のものを選んだ方が良いです。

セパレートタイプの場合、上下別売りものもあるので体型に合わせて上下のサイズをチョイスできる店舗もあります。上下セットのものではサイズが大きければ股下も長くなります。服のサイズが既製品で合わない体型の人は、幅と長さの両方のバランスを確かめられるリアル店舗での購入がおすすめです。

ホームセンターではカッパを試着できるところもあります。通勤時に使うカバンを背負ったまま、つまり通勤時のスタイルで試着して、動きやすい大きさのものを選ぶと良いです。

自転車で使うならフードは紐付き

フードは紐付きが良いです。自転車の場合フードに紐がないと風であおられて脱げてしまいます

以下のページで紹介している紐付きフードのカッパとサンバイザーとの組み合わせがオススメです。台風のような強風でも顔が濡れにくいです。

これで快適!自転車用のカッパと一緒にあると便利なグッズ

汗対策に裏地のメッシュは必須!

レインウェアの裏地にメッシュは必須です。自転車に乗るとカラダを動かし続けることになります。メッシュが付いてないと濡れたレインウェアが体にはりついて動きにくいです。

また、レインウェアを着ているとかなり蒸します。夏よりも冬の方が暑いです(厚着をしているので)。メッシュが無いと蒸れるのでよけい暑くなります。

手袋をするなら袖口はマジックテープ

袖はゴム紐が入っているタイプと、マジックテープでとめるタイプがあります。店で試着するとゴムの方がピッタリフィットするので良さそうに感じますが、それは素手だからです。自転車に乗る場合は手袋をすると思います。

ゴム紐のタイプは袖口が細めなので、手袋が袖の中に入らないものもあると思います。手袋が袖の中に収まらないと…

カッパの袖に手袋が入らないと雨が入って濡れます

マジックテープのタイプなら袖口が広いので手袋を袖の中に容易に入れられます。

袖に手袋が入れば濡れません

ゴムは絶対ダメということではないです。大きめのサイズのカッパなら、ゴムでも問題ないと思います。

まとめるとこのようになります。
カッパの選び方のポイント

収納袋があると便利

製品によっては専用の収納袋が付属してるものがあります。別途購入するのは出費の無駄です。レインウェアを選ぶときはなるべく収納袋が付いているものを選びましょう。

カッパの収納袋

午後から雨が降る日でも収納袋があればスマートに持ち運びができます。

値段はいくらくらい?

ホームセンターに行くと、千円くらいから1万円くらいまでいろいろあります。

良い物になると2万、3万とするものもあります。価格相応に通気性、質感や耐久性もそれなりに上がりますが、撥水性は価格と正比例しないようです。撥水スプレーなどでメンテナンスする費用や手間を考えると、程々の価格で定期的に買い換える方がお得です。(私は2年毎に買い換えています)

防水が切れたら買い替える前提と、必要充分な性能を備えた品質で考えると、手頃な価格帯は5,000円前後です。これは実売価格の目安です。定価ベースでは7,000円前後がおすすめの価格帯です。

Amazonのレビューを参考に、自転車通勤で活躍しそうなカッパを集めてみました

5000円程度以下で買えるお買い得なレインウェアを選んでみました。ポンチョは2,000円くらいです。(価格はサイズにより異なります)

レインウェアのレビューは数が少ないですが、じっくり読んで感じるのは、やはり大き目サイズを選んだほうが良いということです。近所にお店がない方や、実店舗での購入の前の参考にぜひどうぞ。

レビューを参考にするときの注意点

ネットで買うときはレビューをよく読むことが大事です。購入者の意見は貴重な情報です。ただしレビューの中には全く相反する意見があるので注意も必要です。

防水がしっかりしていると書いている人は使用頻度が少ない可能性があります。すぐに浸水したという人は不良品だった可能性もあります。

どんな用途で、どのくらいの期間使用したのかよく見極める必要があると思います。なるべく多くの人の意見を参考にしてみて下さい。

コヤナギ ワークレイン M-100

レビューによると生地が厚くてしっかりしているとのこと。裏地はメッシュつきで3,000円ほどなのは安いです。ポリエステルなので夏場は蒸れるかもしれません。安くすませたい人に良いと思います。耐水圧は20000mm。総裏メッシュ、二重袖、反射ライン付きです。


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「プロノ」完全防水・透湿レインウェアクールレイン

軽い。蒸れない。自転車通勤の人にも評判が良いです。レビューをみると湿気を通す素材ではないようですが、ベンチレーション(通気口)を多くして湿気を逃がすようです。こういう作りの方が浸水はしにくいかもしれません。

トオケミ(TOHKEMI) レインウェア 雨やどり

通気性の良さと造りがしっかりしていると評判です。袖はマジックテープ。デザインもシンプルで良いですね。

エントラントレインコート 7260

高品質なエントラントを使用したコートタイプのレインウェア。ズボンが無いのでセパレートタイプよりも着るのは楽ですね。レビューの評価も良いです。車輪が小さな自転車やスクーターに向いてます。コートタイプなら男女兼用で使えます。

レインコート(ポンチョタイプ、袖つき)

こちらもレインコートですがポンチョタイプです。女性はポンチョが良いと思います。ポンチョならスカートでも着られます。こちらのポンチョは袖付き+丈が長い+丈夫=風に強く足も濡れにくいという特徴があります。ママチャリ通勤に向いてます。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ

カゴにクリップでとめられるので風に煽れれにくいです。収納袋付きです。ポンチョはサイズにゆとりがあるのでカラダが大きな人にも向いてます。このポンチョは通勤中によく見かけます。けっこう売れてるようですね。

自分で探してみたい方は以下のページへ
Amazon:レインウェアの検索結果ページ

さいごに

レインウェアはいろいろな種類があるので悩んでしまいますが、誰もが満足できる完璧なレインウェアはありません。

雨が降ってからでは遅いので考え過ぎないことも大事かもしれませんね。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。