子供が大きくなると、いつの間にかサンタクロースを信じなくなってしまいます。
いつまでもサンタクロースを信じていると友達からからかわれたり、親がプレゼントを用意しているところを偶然見つけてしまったり…
いろいろなきっかけでサンタクロースの存在に疑問を感じはじめます。
サンタクロースって本当にいるのかな?
そんな疑問を持ち始めた子供にどう答えてますか?
サンタクロースを疑う理由
テレビで「サンタクロースをいつまで信じてた?」といった話題を取り上げることがあります。こどもはテレビの人がウソをつくとは思っていないので、サンタクロースはいないのかな?と思ってしまうかも。
そんなとき、子供からのこの質問に困ったことはありませんか?
「サンタクロースは本当にいるの?」
どう答えます?
いる?
いない?
私はサンタクロースはいると確信しているので迷わず『いる』と答えます。サンタクロースの存在を子供の頃から疑った事はありません。(宗教的な理由ではありませんよ)
私が思うに、この疑問で問題となるのは赤い服を着た白いヒゲのおじいさんが煙突から入って来る話だと思います。
普通に考えたらそれはありえませんよね。私もそんな人がいるとは思ってません。いたら犯罪者ですから。
ではサンタクロースって何でしょう?
サンタクロースって何?
問題はサンタクロースの定義なんです。サンタクロースとは何か?ってこと。
これを「煙突から入って来るおじいさん」みたいに具体的な人物像にするからムリ出てくるのではないかと思います。
私の考えはこう。
サンタクロースとは子供への愛の象徴
現代のサンタクロースとは、そういうものではないでしょうか?
子供を喜ばせたい愛情を具現化した存在がサンタクロースであり、赤い服を着ているおじいさんはその象徴であると考えてみてはどうでしょう。
子供から見たら、サンタクロースを信じるということは、自分(子供)への愛を感じるということだと思います。プレゼントは親が贈っても、その意味は変わりません。
現実的にはサンタクロースがひとりで世界中の子供たちにプレゼントを配ってまわることなんて出来ないわけですから、親がその代役をしなければサンタさんは大変です。
信じていれば幸せな気持ちになれることを、わざわざ否定しなくても良い思います。それは、幸せ、好き、楽しいという嬉しくなる気持ちを捨ててしまうようなものです。その行為に何の意味があるのでしょう?
サンタクロースが実在する理由
あえて理屈で答えを出すとするなら、こんなのはどうでしょう。これも私がサンタクロースを信じている理由のひとつです。
グリーンランド国際サンタクロース協会という、世界各地に支部を持つ協会があります。世界中に、この協会公認のサンタクロースがいます。日本にも公認のサンタクロースがいます。
彼らは間違いなくサンタクロースです。親からプレゼントをもらえない子供たちにプレゼントを贈る活動をしています。でも、公認のサンタクロースだけでは世界中の子供たちにプレゼントを贈ることができません。だから、お父さん、お母さんがサンタクロースに変わってプレゼントを贈るわけです。
親がプレゼントを贈る=サンタクロースはいない
とはならないという理屈です。
こんな考え方があっても良いのではないでしょうか。
さいごに
いままでサンタクロースの存在にモヤモヤしていたなら、今年から堂々とプレゼントを贈ってみませんか?
サンタクロースはいるよ。でも世界中をまわるのは大変だから、大人がみんなでサンタさんに協力して、代わりにプレゼントを贈っているんだよ。
こんな理屈でも良いのではないでしょうか。
高価なプレゼントがなくても、愛情さえあれば子供はわかってくれると思います。
子供のサンタクロースはあなたです。
そしていつか、子供もサンタクロースになります。
それではまた。