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仕事中にノンアルコール飲料を飲んではいけないと思う理由

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多様な人が集まる会社では秩序を維持するために個人の主義を抑制しなければいけないケースがあります。

ルールに違反してないからと言って、みんなが自分勝手に活動していたら組織としてまとまりません。



仕事中のノンアルコールビールがダメな理由

仕事中にノンアルコールビールを飲むのはダメというのは会社の秩序を維持するためには自然な考え方です。その理由は「飲酒しているように見えるから」です。

紛らわしい行為は抑制されるものです。

寒いからといって目出し帽で銀行に行ったら強盗と間違えられて通報されても文句は言えません。悪いことはしてなくても。

中身が何であれ、お酒を飲んでる雰囲気を作ることは問題です。(飲酒OKな会社なら別だけど)

「悪いことをしてないから良いじゃないか」という言い訳は、多くの人が集まる場所では通用しません。その場に適さない行為は自重するのが社会人としてのあるべき考え方だと思います。

でも、こういった個人の主義、主張を会社に訴える(というか文句を言う)人をツイッターあたりではときおりみかけます。

「迷惑をかけてない」と思っているのは自分だけかも

派手な服装やアクセサリーなどを禁止している会社もあります。

仕事ができればどのような恰好しようが自由で良いと思いますが、そこにも秩序が問われます。

暑いからといって社内に上半身ハダカのおっさんがいたらイヤでしょ?

「それは無いわ〜」という線が秩序を維持する線だと思うんですよ。

会社で働く人たちや、来社されるお客様が「無いわ〜」と感じたらアウトじゃないでしょうか。

これは社風によっても判断が変わる部分なので、どこからが「無いわ〜」なのかは会社で決めなければいけませんが、いちいちコト細かく決めていられない部分もあります。

「ノンアルコール飲料は禁止」などと、社内規定に書いていたら百科事典のような本ができそうです。

髪の毛の脱毛はどこまで許されるのかなどといった問題ではカラーサンプルが必要になります。しかし現実的ではありません。

こんな風に、ルールに明記しない、できないことはたくさんあります。

自分では誰にも迷惑をかけてないと思っていても、会社として許容できないこともある。ということは理解しておいたほうがよさそうです。

秩序は作られるもの

秩序というと堅苦しい言い方に聞こえるかもしれません。

でも、みんな普通に生活している中で、自然体で秩序を守っています。コンビニのレジで並ぶでしょ。横から割り込んだりしないでしょ。それが秩序です。誰だって自然にやっていることです。

秩序からはみ出た人がいたら「無いわ〜」と思うでしょ?

秩序は作られるものです。みんなで作るものです。

サラリーマンはネクタイをするのが当たり前の時代がありましたが、今では夏場はノーネクタイが一般化しつつあります。

昔なら「無いわ〜」と思われていたことも、時代とともに「いや、アリでしょ。というか当然でしょ」くらいに変わることもあります。

もしかしたら、仕事中にノンアルコールビールを飲むことが普通の時代が来るかもしれません。それを不快に思う人がなくなれば秩序を乱していることになりませんから。そう考えると、仕事中のノンアルコール飲料は「絶対なし!そんなの当たり前!」と決めつけるのもどうかと思います。

さいごに

みんなが「無いわ〜」と思う線。これを超えたらその社会が乱れます。

どんなに正しい(と思っている)主張でも秩序は乱れます。

しかし秩序は変わるものだし変えられるもの。

みんなにとって「そのほうがよかったね」と思ってもらえそうなコトなら、積極的に秩序を変えていくのは良いことだと思います。

正しいと思ってやっていることが、実は意味がなかったなんてことはけっこうありそうですから。

そういうことって、身近にありそうじゃないですか?

でも急激な変化や押しつけは多くの人が混乱します。「良いこと」と思っていても、その主義、主張は受け入れてもらえるカタチで訴えなければ、自分勝手と言われてしまうかもしれません。

最近、そんな風に感じるニュースが多いです。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。