エクセルの小技です。関数が入力されているセルを一気に表示する方法を紹介します。
関数の記述ミスが見つけやすくなります。
簡単なショートカットキーを覚えるだけでできますよ。
表の中の隠れた関数を探せ!
例えばこんな表があったとします。
この表は合計が合っていません。
どこが間違えているのかわかりますか?
パッと見ではわかりにくいですよね。仕事で使う表はこんなにシンプルではないので、間違いを見つけるのはもっと大変です。
こんな時は関数が仕込んであるセルをパッと表示させる方法が便利です。
一瞬で関数を表示する方法
この表は合計を算出するSUM関数に問題があるようです。
そんなときは以下の3つのキーを同時に押します。
[ Shift ] + [ Ctrl ] + [ @ ]
すると、
こんな風に表示が切り替わります。
関数が入力されているセルは関数が、文字や数値はそのまま表示されます。
よく見るF5のセルが関数ではなく数値で入力されてますね。
関数を表示したままでもセルのコピーやペーストが出来るのでこのまま修正してもOKなので、このまま修正してみます。
これで式は正しくなりました。
もう一度
[ Shift ] + [ Ctrl ] + [ @ ]
を押すと、元に戻ります。
今度は正しい計算結果が表示されています。
どんな時に使えるか?
例のように関数が入ってないセルを見つけるテクニックは、複数のユーザーでファイルを共有する場合役に立ちます。
セルにロックをかけてない場合、うっかり関数を消してしまう人っていませんか?
特別な事情で関数が入ったセルに数値を直接入力してしまうこともありますよね。
共有で使うエクセルのシートは定期的に関数を表示して、関数が生きているか確認しておくと計算ミスが防げます。
そんな確認をするときに
[ Shift ] + [ Ctrl ] + [ @ ]
覚えておくと便利です。
それではまた。