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高齢者の事故を減らすためにも年末年始に帰省したらやってほしいこと

投稿日:2015年11月27日 更新日:

年末年始に帰省しますか?

最近では親とSNSで繋がっている人も多いと思います。でも、やっぱり顔を合わせるのって大事ですよね。

多くを語らなくても、側にいるだけで通じ合うものがあったりします。

今回は親元を離れて生活している人へ、年末年始に帰省したらやってほしいことのはなし。

おせっかいなお願いですが、高齢者の事故を減らすためにも役立つと思います。




携帯電話を携帯して

携帯電話

今は年配の方でも携帯電話を持つ人が増えました。でも、面倒くさがって携帯しない人もいます。

外に出るときはもちろんなのですが、年配の方は家の中でも携帯電話を携帯してほしいです。

いつも元気な親でも、ある日突然病気で倒れるかもしれません。

私の母は70歳過ぎても自転車に乗って仕事に出かける元気な人ですが、突然、自宅で倒れたことがあります。

何年も前から「私はきっと癌だ。もうすぐ死ぬ。」と言い続けながら、自分よりも若い人の介護の仕事をバリバリしてる人です。

めっちゃ元気なおばあちゃんなので、突然倒れるなんて想像もしませんでした。癌じゃないし。

でも、ほかに誰もいない自宅で倒れました。

これはよく考えるととても怖いです。

以前にもこんな記事を書きました。

高齢者の事故を減らすためにもお年寄りは家の中で携帯電話を携帯して!

実家に帰ったら、ご両親にお願いしてほしいです。

携帯電話を携帯して!

肌身離さず持っていてほしいです。

万が一倒れても、意識があるなら自分で救急車を呼べるように。

写真を撮って

写真を撮って

両親と一緒に旅行などに出かける付き合いがあれば、写真も撮っていると思います。

ですが、そういった付き合いが無い親子は、特別なことがないと親の写真を撮る機会は減りますよね。

もう何年も親の写真を撮ってない人もいるのではないでしょうか。

実家に帰ったら両親の写真を撮ってみませんか。普段の何気ない家の中のワンシーンでも良いです。

一緒に撮るのもおもしろいですよ。毎年撮ると、お互いの変化がたのしめます。

それと…

親が元気なうちに表情の良い写真を撮っておけば遺影にも使えます。これは本当におすすめしたいです。

写真を撮る機会が少ない人は、遺影の写真選びに苦労します。遺影はできるだけ良い表情の写真を使いたいものです。

一番本人らしい笑顔の写真は、本人が元気なうちでないと撮れません。

実際に遺影に使われる写真は10年〜20年前のものもあります。死んだ時の話を嫌う人もいるので、あえて言わなくてもいいですけどね。

遺影はいつまでも残るものです。元気なうちに素敵な写真を残してみませんか。

背景と服は合成で変えることができます。

気軽に親の写真を撮ってみましょうよ。

自分のことを話して

自分の話をして

自分のニュースを話してほしいです。

子供の近況に興味がない親はいません。

  • 仕事のこと
  • 家族や恋人のこと
  • 将来のこと

趣味の話でも良いです。

毎年少しずつ変わっていると思います。

自分の話をしてください。

それは両親の人生に刻まれる貴重なページです。

あなたの出来事は、両親の出来事でもあります。

あなたが自分の話をするだけで、両親の人生は豊かなものになります。

これはあなたにしか出来ない親孝行です。

親の話を聞いて

親の話を聞いて

親も話したいことがたくさんあると思います。何事もない日々などありません。

  • 健康のこと
  • 近所の出来事
  • 他の兄弟のこと

他愛ない会話で良いです。

話をするだけできっと両親は安心します。

実家に両親以外いない家庭では、子供がいた頃よりも日々の会話が少なくなります。それだけでも寂しいものだと思います。

口うるさい親が、もの静かになったら、とても寂しく感じます。その寂しさは親も感じるものです。

親の声を聞いてください。

親と話をしてください。

手伝いをして

手伝い

若い人の手が必要なことがないでしょうか。

高齢者になると他の世話になる機会が増えることから引け目を感じて我慢していることもあります。

買い物や家の修繕など、なにか我慢していることがあるかもしれません。積極的に手伝いをしてみませんか。

私も実家行くたびに何か手伝うことはないか聞いています。

家の修繕などは遠慮して言わないことがあるので、自分で探して修理したりします。

蛍光灯の交換をしたり、高いところにある重たい荷物を下ろすだけでもいいんです。若い人にとっては簡単なことが高齢者の事故につながることも多いです。

手のチカラが弱ったお年寄りには、水道の取っ手を回転式からレバー式に変えると喜ばれるかもしれません。

たったそれだけのことが、両親には大変な作業かもしれません。

ありがとうを言って

ありがとう

「元気でいてくれてありがとう」

「産んでくれてありがとう」

恥ずかしくて言えないこと。

言わずにいると、最後まで言えません。

子供からの感謝の言葉ほど嬉しいものはありません。

言うきっかけを失わないように、帰省のたびに言ってみてはどうでしょう。

毎年、毎年。

子供が帰ってくるのが、より楽しみになると思います。

感謝の気持ちは、伝える方も気持ちが良いものです。

照れくさいんですけどね。

きっと喜びますよ。

さいごに

親元から遠く離れて暮らしている人にとって、年末年始の帰省は貴重な時間です。

地元の友達との親交を楽しみにしている人もいるでしょう。それはそれで貴重な時間ですね。

でも、あなたの元気な姿を一番待ち望んでいるのはご両親のはずです。

どうかご両親にとっても貴重な時間を大切にしてください。

ご両親が高齢者の場合、年末年始の家族の会話やふれあいがなによりの楽しみという人もいます。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。