公園や道端にキレイな花が咲いている。
見慣れない鳥を見つけた。
写真にパシャ!…
こんなときにモヤモヤすることがあります。
自然の写真を撮っているときにモヤモヤする
お!綺麗な花を発見!パシャ!
モヤモヤ…
あ!珍し鳥を発見!パシャ!
モヤモヤ…
このモヤモヤの正体。それは…
花や鳥の名前がわからない
名前がわからないんです。
写真を撮っても名前がわからないのは残念に思います。道端の花や近所の公園でときおり見かける野鳥。名前がわからないことがよくあります。
名前の大切さ
名前なんてわからなくても良いかもしれません。
しかし名前がわからないと、その被写体に対する見識がとても狭いものになります。
キレイな写真を部屋に飾っても「よくわからないけどキレイな花」では寂しいです。
例えばこんな写真があります。
名前がわからないと「イチョウの実」とか「茶碗蒸しに入ってるヤツ」とか「臭いヤツ」なんて呼ばれそう。
なんだか可哀想です。
この花もパッと見では名前がわかりませんでした。
名前を知っていれば、童謡「たきび」に出てくる花だとすぐにわかります。この花が咲いた道で焚き火をしている風景が目に浮かびます。
名前を知っていれば、そのモノをより具体的にイメージすることができるんです。
聞いたことがある名前でも
名前は知っていても、どれのことかわからない。そんなこともあります。
例えば、BUMP OF CHICKEN の曲『ハルジオン』。
ハルジオンはどこにでも根を張る強い植物です。この曲は一度枯れてもまた再び花を開く強さを、人間の心情に例えた名曲です。何十回聞いただろう…
歌詞を聞くとハルジオンの力強さに感動します。しかし、どの花のことかわからなければ、家の前に咲いていても気づきません。これってもったいないです。
ハルジオンは公園でよく見かける花です。曲に感銘を受けた人がこの花を知っていたら街の景色が違って見えると思います。
名前の影響力は大きいです。
名前を写真に撮る
公園の植物は名札が付いていることがあります。
私は植物の写真を撮るときは、なるべく名札も一緒に撮ります。こうすると時間が経っても忘れません。
これは動物園でも使えますね。最近行ってないので写真はありませんが…
名前の記載があるものは一緒に撮影しておく。
そうすることで後で写真の整理もしやすくなります。名前がわからないとファイル名やフォルダ名も付けようがありませんからね。
名前がわからないときは
どうしても名前がわからないときは検索します。
「秋 赤い花」とかですね。
ネットにある画像ならブラウザから画像で検索もできますね。
画像を右クリック(スマホなら長押し)でメニューが出てくるので『この画像を Google で検索』を選択するとGoogleで検索結果がでてきます。
でもこれは精度はイマイチなんですよね。画像から検索するのは難しそうです。建物などは良い精度で検索できますが、形が複雑な植物などには向きません。
やっぱり名前を覚えたいですね。
そう考えると、子供の頃から図鑑に親しんでおくのは大事なことだなぁと、大人になってから気づきます。
さいごに
草木や動物の名前に詳しければ写真が楽しくなると思います。私はそう感じます。
せっかく撮った花や鳥の名前、知っていた方が良いですよね。
身近で見かける植物や動物、鳥や昆虫。名前を知らないせいで見過ごしている発見がたくさんあります。
名前がわからないモノには興味も薄れるんですよねぇ…
映画のタイトルでも、ぜんぜん知らないモノは見る気が起きないじゃないですか。そんな感じです。
というわけで、小さなお子さんがいるご家庭には植物図鑑や動物図鑑をおすすめします。子供には植物や動物の名前をたくさん覚えてもらいたいです。
名前を知っているだけで、道端に咲いている花が、より綺麗に見えると思います。
これって名前を知らない人よりも人生を得してると思います。
それではまた。