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【高齢者住宅のウソ】床の段差はあったほうが良い

投稿日:2014年1月24日 更新日:

家を建てるときに、高齢者のこと(将来の自分?)を考えてバリアフリーを検討すると思います。

今現在、高齢者と同居している場合は、その方の健康状態などを考慮してバリアフリーの設計すればいいと思いますが、将来のためのバリアフリー対策なら、床の段差はあったほうがいいらしいです。

そう、床には段差があるほうが良いんです。




現役介護ヘルパーの母の教え

私の母は70歳の介護ヘルパーです。介護する相手の方が年下だったりします。

自転車でめっちゃスピード出して走るスーパーおばあちゃんです。

そんな母が、こんなことを言っていました。


世間の人は勘違いしているんだよ。

バリアフリーとか言って、床の段差をなくすから足が上がらなくなるんだ。

足を上げなくていい生活をしていたら足が上がらなくなるんだよ。

だから動けるうちから段差がない家に住んではいけないよ。

段差がある家に住めば毎日リハビリしているのと同じなんだよ。

段差がない家に住んでいると、絨毯の段差でもつまずくようになっちゃうよ。

バリアフリーでカラダを悪くしているんだからバカみたい。

動けなくなってから段差をなくせるようにすればいいのに。

なるほど…

介護の現場を知っている人のリアルな言葉に納得

介護ヘルパーをやっている母の言葉はリアルです。訪問先では本当に絨毯につまずく(母より若い)老人がいるそうです。

室内に段差がないバリアフリーは、事情を深く知らない(知る由もない)人が、「きっといいだろう」という思い込みから生まれたものなのでしょう。

そんな、一方的な思い込みで造られた住宅に母は疑問を投げかけました。まわりを見渡せば、世の中にはそんな「思い込み」だけで造られたものが多いのかも知れません。

車いす用のスロープも、実際には使えないものもたくさん見かけます。モノの有効性は理屈だけで考えずに、十分な検証が必要なのでしょう。

スーパーおばあちゃんは私の先生

母は介護の知識が豊富なのでいろんな話を聞かせてくれます。教科書には載ってない知識です。

話が長いですが、一人暮らしなので寂しいんでしょう。一人で家にいても退屈だから介護の仕事をしています。介護のセミナーにも参加する勉強熱心な人です。漢字を調べるためにエクスワードを年金で買って私に自慢しています。ちゃんと使いこなすところがまたスゴイです。

お年寄りだけでなく、カラダに障害がある方の介護もします。

世間一般の常識がズレていることを教えてくれる私の先生です。

機会があれば、また母の話を書きたいと思います。

それではまた。

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ケンちです。約20年ほど写真業界にいました。いまはIT系企業で主にITとは関係ない仕事をしている普通の人です。Twitterによく出没しています。