今回はモノクロ写真の紹介です。
所沢市の航空公園の屋外に展示してある飛行機『C-46中型輸送機(天馬)』の清掃作業をしていたのでモノクロで仕上げてみました。昭和に活躍したリベットと継ぎ目が多い飛行機はモノクロが合うと思います。
撮影に使ったカメラは『OLYMPUS OM-D E-M10』です。フィルムではありません。すみません。
C-46中型輸送機(天馬)を清掃する人たち
『C-46中型輸送機(天馬)』は、所沢市民なら知らない人はいないほど(市内では)有名な飛行機です。航空公園に行くとデン!と置いてあって目立ちます。ここに遠足に行く子供たちは、この飛行機の前で集合写真を撮ったりしています。
清掃作業を見る機会はあまりないです。所沢に20年以上住んでる私も初めて見ました。作業員のみなさんがカッコイイです。
清掃している現場の写真も撮っています。きっと防水防塵のデジカメですね。
上の方はハトの糞がたくさんあるので念入りに…
キレイになったらまた写真を撮ります。
コンプレッサーは唸りっぱなし。水が少し漏れてるよ。
こうやって清掃作業をしている人たちがいるからいつもキレイなんですね。
知らないところで知らない人たちが街をキレイにしているんだなぁと思いました。
さいごに
今回は昭和の飛行機をノスタルジックな雰囲気に仕上げるために、少し硬めのモノクロに編集しました。リベットや継ぎ目が目立っていると思います。こういうコントラストがキツい調子を『硬い』と言ったりします。
モノクロ写真は思い切って黒を潰して白を飛ばすくらいの処理をしてもおもしろいです。白黒フィルムではよくある手法です。これを良しとするかは好みの問題ですけどね。
液晶画面では紙焼きほどの硬さを表現できないのが残念です。液晶画面の黒が完全な黒ではないから。これは仕方ないですね。
モノクロに魅力を感じた人は写真展に行ってみると面白いですよ。液晶画面で見るモノクロとは迫力が違います。
それではまた。